【アドカレ】12/14 盆栽のすゝめ
 投稿日 : 2025/12/14
 分類  : アドカレ、自転車
 天気  : 記録なし

※注意※
当ブログ記事は「mixiみんなの日記」に公開していた記事を移植したものです。
オリジナルを閲覧されたい方はコチラをご参照ください。

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この日記は Advent Calender 2025 ロードバイク に参加しています(14日目)。
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ご無沙汰しています、マカロンです。

個人的にはさほど間が空いたとは感じないのですが、自転車関係の話題は9/27の善光寺600km以来(※1)ですので実に2ヶ月以上ぶり。思いの外ご無沙汰でした。

さて、今回は盆栽のお話です。ロードバイクアドベントカレンダーで藪から棒に何を言い出すのかと思われる向きもあるやもしれませんが、ここでの「盆栽」は観葉植物ではなく「置物と化した自転車」を指す言葉です。自転車に限らずバイクや車でも使うあの概念です。

お察しの通り、珍パーツのレビュー記事でなければスペック検証記事でもなく、当然ながらエピックなライドレポートでもありません。自転車に乗らない人の話を読むほど暇ではごらざんと言う方はブラウザバックされることを推奨いたします。あるいは、過去のブルベ走行日記あたりを読んでもらえますと宜しいかと存じます。

ところどころ「 (※n) 」という記載が出てきますが、過去の日記などのリンクを末尾にまとめてあります。興味がございましたらぜひお立ち寄りくださいませ。

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ここから本編的なもの
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なぜテーマを「盆栽」にしたのか?

これは簡単な話で、私の自転車が盆栽と化しているからです。

何を隠そうこの私、9/27から本日12/14までの間に自転車に乗ったのはたったの一度150km程度です。それも10月半ばの話でここ1ヶ月は一度も跨っていません。もう盆栽です。これには怪我の後遺症やら仕事繁忙期やらコミケ原稿準備やら色々と事情があるわけですが、身も蓋もない言い方をすると気力と体力との衰えによるものです。曲がりなりにもブルベスタッフでありながら今年はSRですらありません。

そんな私が「自転車と距離を置くのも決して悪いことではないぜ」なる自己正当化を試みるにあたり、盆栽としての自転車って意外とアリなのでは……と思い始めたことが執筆の動機です。

では盆栽としての自転車の魅力は何か。
以下3章に分けて紐解いてみようと思います。

1、盆栽と言えば当然インテリアですよ
2、たまには身体に休息を
3、新たな趣味を見つけるチャンス

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1、盆栽と言えば当然インテリアですよ
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まず最初に思いつくのはインテリアの側面でしょう。カフェーや美容院、インテリアショップで見かけるように、オシャレな雰囲気を醸成するアイテムとして優秀だと言えるでしょう。

落ち着いた雰囲気を演出したければクラシックなビンテージバイクを。スタイリッシュさを求めるのならば最新のハイエンドバイクを。コレクターズアイテムという観点からはプロ選手のシグネチャーモデルや非UCIのレアバイクも良いでしょう。あるいはワイルド路線で行くのならBMXやMTBも捨てがたいですよね。

こんな話をしても、「でも私の自転車は型落ちのエントリーモデルだし……」なんて反応もあることでしょう。でもそこには思い出補正という便利な概念があるじゃないですか。自分の愛車(元愛車)であるということ、これはどんな希少性や金銭的価値にも優る最高のスパイスです。私の自転車だって2016年モデルのエントリーバイクですが、10年間・5万kmを走ったという思い出だけでも十分すぎるほど魅力的なアイテムです。私の場合はオールペンしていることもインテリアとしての魅力を底上げしているかもしれません(※2)。

……まぁ、異様に場所をとるのがネックなのですけれどもね。広いガレージのある家が欲しくなります。車も飾りたいですし。


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2、たまには身体に休息を
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自転車との向き合い方は人それぞれですが、人力で移動する道具である以上は相応の身体活動を伴います。

レースの世界に身を置き、1秒でも速くゴールせんと強さを求める人。ロングライドに魅せられ、遥か遠くを目指し長時間走り続ける人。仲間とのツーリングを愛し、共有する時間をこそ重視する人。健康に気を遣い始め、フィットネスとしてのサイクリングを始めた人。強度こそ差はあれど、運動であることには変わりありません。

そんな運動を続けていくには適度な休息が必要です。トレーニング目的で自転車に乗っている人からすると、リカバリー以上の休息は弱体化に直結するとして嫌う傾向はありますが、そうでないのならば一時距離をおいて長い休息をとってみるのも手です。

とは言えいずれ自転車を再開したくなった時のことを思うと、一からのスタートになってしまうのではないかと不安に感じるかもしれません。それでも思い切って休んでみましょう。長い間酷使し続けてきた身体を労わってみれば、知らず知らずのうちに染み付いていた好ましくない癖がとれ、却って健康的になるかもしれません。長時間をサドルの上で過ごすような生活をしていた人ならそれだけで姿勢やアンバランスな筋肉の使い方が改善されるかもしれません(根拠はない)。オーバーナイトなロングライドを嗜んでいた人は適切な睡眠により健康的になるかもしれません。他にも身体の余裕は心の余裕にも繋がることでしょう。


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3、新たな趣味を見つけるチャンス
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これは時折言われることですが、一つの趣味に依存しすぎるのはあまり健全とは言えないように思います。なんらかの事情でその趣味に向き合えなくなったとき、心を病んでしまう……とまで言わずとも無気力な抜け殻のようになってしまうことでしょう。そうならないためにも色々な趣味に手を出すのは良いことだと考えています。

かと言って自転車を辞める必要はありません。むしろ趣味を増やす目的からすると、自転車から一時距離を置くにせよ降りずに手元においておくのが望ましいと考えています。その気になればいつでも自転車を再開できるけれど、今はその時じゃあない……くらいのスタンスで、色々と新たな趣味を探してみるのが良いのではないかと思うのです。

と言葉にするのは容易いですが、では例えばどんな趣味があるのか教えなさいよってなるのが自然な流れですよね。そこで、私が新たに門を叩いた趣味をいくつか紹介してみようと思います(元から持っていた趣味も含みますが、まぁそれはそれ)。

===== 趣味のお話 ココから
・ダム巡り
オイオイオイ初っ端から訳分からん事例を持ち出すとは何事だそこに直れと思うかもしれませんが、ちょっと待っていただきたい。意外と自転車乗りにとってダム巡りは相性の良い、つまりは始めやすい趣味ではないかと思うのであります。

何故かって? それは、ほら、自転車乗りって「登りたがり」が多いじゃあないですか。ヒルクライムだとかトレーニングだとかなんとか言って、人力なのに坂を登りたがる。私も昔はそうだったのでよく分かります(今考えると全く以って理解不能ですが)。

そんな自転車乗りの活動エリアには往々にしてダムが存在します。そうです、いっぱいに水を湛えた重厚なコンクリートの塊のアレです。フィルダムだとか防災ダムだとかもありますが、世間一般でダムと言えば重力式コンクリートダムをイメージするでしょうから、ここではコンクリートの塊ということにします。他にダムの魅力は尽きませんが語り始めると長くなるので割愛します。

趣味としてのダム巡りというのは、文字通り色々なダムを見て周ることです。ライドの目的地や中継地点としてダムに触れるうち、ダムそのものを好きになり、やがては車やバイクなどエンジンの恩恵を受けてダム巡りをするようになる……。そうなれば貴方も立派なダム愛好家です。珍しい型式のダムを目指すもよし、観光放流やイベントに赴くもよし、工事中のダムや試験湛水を見学するのも捨てがたいです。その流れで同人活動(※3)を始めてダム本を出してみるのも面白いかもしれませんね。同志はいくらでも歓迎します。

・登山
トレッキングとハイキングとの違いもよく分かっていない程度のにわかハイカーですが、登山もまた楽しいアクティビティです。アウトドア趣味なれば自転車よろしく天候の影響を受けやすいのが玉に瑕ですが、一度「自転車では見られない景色」を知ってしまうと、あの光景が忘れられずまた登りたい……と思うようになります。見渡す限りの大パノラマやブロッケン現象、可愛らしい高山植物。山頂で迎える日の出も素晴らしいです。山小屋泊かテント泊かはお好みで。

しかし専用のギアを一から揃えるのはちょっとハードルが高い……なんて声もあることでしょう。ですがご安心を。自転車も登山も、屋外アクティビティという括りは同じですから、ウィンドブレーカーやレインウェア、ヘッドライトに補給食など転用できるものは多々あります。そして何より登山に必要な体力もある程度備わっているでしょうから、下地は十分と言えるでしょう。どうですか、たまには自分の足で登ってみるのも面白いですよ。

・ウォーキング
自分の足で……から派生して、ウォーキングも楽しい趣味です。これは専用の道具も特に必要なく、また取り立てて準備をせずとも家の近所をふらっと散歩するような手軽さも兼ね備えています。気軽さという観点では、屋外アクティビティで最もハードルの低い趣味と言えるのではないでしょうか。

ただ歩くだけでも楽しいですが、ウォーキングイベントに出てみるのも面白いです。おすすめはロングウォーク。おすすめと言っても私自身まだ二度(※4、5)しか経験がないですが、本来なら自転車で移動するような距離を自らの足で歩くというのですから、二足歩行という日常的な行為ながら明らかに非日常的な体験ができます。

サイクリング趣味の人はしばしば「同じ道を通っても車とは違った見え方がある」というようなことを言います。これは目線の高さや速度域の違いに因るところが大きいと考えていますが、それは裏を返せば自転車よりも遅い二足歩行も同じこと。普段自転車で走る道も、ゆったりと自分の足で歩いてみれば、新しい発見があるやもしれません。

・茶
何も趣味はアウトドアだけとは限りません。たまにはインドア趣味も良いものです。天気が悪かったり、仕事や怪我など諸事情により外出できなかったりということは多々あるでしょう。そんな時には自宅で楽しめる趣味があると嬉しいですよね。

そんなインドア趣味の最たるものが、私にとっては「茶」なのです(※6)。茶と言っても色々ありますが、最近流行りの紅茶はとっつきやすいですし、日本人の魂に響くこと間違いなしの日本茶もまた良いでしょう。奥の深い烏龍茶の世界に足を踏み入れるのも面白いですし、茶室を拵えてお抹茶を楽しむのもようございましょう。

===== 趣味のお話 ココまで

そんなわけで、自転車以外の趣味を見つけてみるのも一興です。きっと世界が色づいて見えますよ。


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最後に
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以上で盆栽のお話は終わりです。さらっと書いて終わりにするはずが、思いの外長文になってしまいました。

書き始めはあまりボリューム増やすと大変だしな~なんて思うのですが、私はなかなかどうして文字を書くという行為が好きでして、気がつくと筆がのってつい長くなってしまう。そんな経験が少なくありません。

一体どれだけの方にここまでお読みいただけたのかは分かりませんが、よいクリスマスを。ではまた次の日記でお会いしましょう。

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関連リンク
※1 直近の600kmブルベのお話
※2 自転車のオールペンのお話
※3 私の同人サークル「マカロン統合管理事務所」のページです
※4 歩いて野辺山を越えるお話
※5 しまなみ海道を歩いて渡るお話
※6 日本茶はイイぞ、というお話

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